越中両国の海軍が海上での合同パトロールを実施
2013年06月22日付 VietnamPlus 紙

 政府首相と国防大臣の同意を受け、6月22日午後、200名以上の海軍士官と乗組員を乗せた艦船HQ011号及びHQ012号は、中国海軍との第15回合同パトロールに参加するとともに中国広東省湛江市を訪問し交流するため、ダナンを出航した。
 パトロールにおいて、HQ011号とHQ012号の2隻の艦船は中国海軍の艦船とともに捜索、救難の合同訓練を行い、今般の活動に関する経験を交換する予定である。
 HQ011号とHQ012号は、中国海軍との合同パトロールの任務を実施するほかにも、湛江市政府及び南海艦隊司令部の指導者表敬、南海艦隊の合同パトロール艦船訪問と海上でのパトロール活動に関する経験の交換、南海艦隊司令部所属の各部隊とのスポーツ、文芸交流、湛江市の名所、景勝地への訪問を行う。
 HQ011号及びHQ012号と中国海軍との合同パトロールは、越中の軍及び海軍間の友好関係、相互理解、信頼醸成を深めることを目的として行われる。同時に、中国海軍との合同パトロールのルールに関する合意を実施する上で活動協力の効果を高め、トンキン湾及びベトナムの各海域における秩序を維持することで、友好的な雰囲気を作り出し、海上での係争と衝突の危機を減少させることにつなげていく。

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( 翻訳者:小池優佳 )
( 記事ID:202 )