ベトナム・ラオス国境は平和と友好の国境
2013年06月25日付 VietnamPlus 紙
国営ベトナム通信によると、ゴー・スアン・リック上将・党書記局員・人民軍政治総局主任を団長とするベトナム人民軍高級代表団が6月24~27日、ラオス国防省の招きにより、ラオスを訪問した。
ベトナム人民軍代表団は6月25日午前、ルアンパバーンにおいて、Sengneun Saynhalathラオス人民革命党書記局員・国防次官・ラオス人民軍政治総局主任を団長とするラオス国防省高級代表団と会談した。
双方は、世界情勢、地域情勢、二国間関係について報告した他、二国間協力の成果について確認し、両軍の幹部、兵士に対する伝統的教育が効果的に行われ、二国間の特別な関係が深く認識されていることに喜びの意を表した。また、両国の外交関係樹立50周年および友好協力条約締結35周年や“2012年ベトナム・ラオス、ラオス・ベトナム友好団結年”に合わせ、多くの行事や代表団の交流が広範かつ頻繁に行われ、幹部の養成・訓練に関しても協力が強化されたことを歓迎した。
双方は、ベトナム志願兵の遺骨の捜索、収集でも積極的に協力した。2012年から2013年にかけての乾季には410柱以上の遺骨を収集し、埋葬した。これにより、1994年以降にラオスで発見、収集された遺骨は1万6040柱以上となった。
双方は、今後、新たな状況下で両国、両軍の特別な関係を強化していくことの意義や重要性に対する認識を高めるべく、教育、宣伝活動を引き続き推進していくとともに、ラオス人民軍設立65周年およびベトナム人民軍設立70周年を記念する関連行事を協力して開催していくことを確認した。
双方は、軍の各組織間の協力、安全保障協力の強化、地方の発展に対する支援を引き続き推進していく。また、両国の国境を平和・友好・協力・発展の国境とし、人的資源の拡大に向けた教育、養成面での協力強化、マスコミとの積極的な協力を行う。
同時に、ベトナムとラオスは、ラオス国内になお残る約1000柱のベトナム兵の遺骨の捜索、収集、再埋葬を早期に完了すべく、代表団の交流、緊密な協力を強化し、両国、両軍の特別な関係の一層の強化に貢献していくことを確認した。
( 翻訳者:高木陽奈子 )
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