自動車用ナンバープレート、英字表記に変更(9-26-12-1)
2013年07月07日付 The Voice 紙

ヤンゴン 7月4日

自動車のナンバープレートをビルマ文字から英字にし、7月3日から変更して取り付けることを、陸運局が発表した。
 7月3日、初めて自動車登録ナンバーが 4 Sa/8000(ビルマ文字表記)に達したために、このナンバーから 4F-8000 と変更して発行されたことを、陸運局高官が語った。
 2014年にASEAN自由貿易地域ができ、近隣諸国の自動車も国内に入ってきたり、国内の自動車も近隣諸国へと行ってきたりができるよう、また、英字のAからZと0から9まではほとんどの人が読めると考えられることで、このような文字変更をおこなうよう、助言もあったため、現在のように変更を実行したことを、陸運局課長のウー・タウンルインが述べた。
 自動車のナンバープレートに英字を使用することは、イギリス統治期に実施したことがあり、議会制民主主義時代になると、ティーボー王の曾孫であるトーパヤーレー・アウンゼーが、独立したミャンマーには自らの文字があるため、英字を使うべきではないと明言し、彼の自家用車(のナンバープレート)を(英字から)ビルマ文字へ変更して使い始めたことをきっかけに、ミャンマー全国でビルマ文字に変更して利用し始めた。
 旅客用自動車はGagyi Gagyi – 2500(ビルマ文字表記)の車から、地域・州の名前を英字で省略表記したステッカーを付けていくことが、陸運局の発表から明らかとなった。
 地域・州の名前を英字で省略した文字表記として、カチン州(KCN)、カヤー州(KYN)、チン州(CHN)、ザガイン地域(SGG)、タニンダーリ地域(TNI)、バゴー地域(BGO)、マグェ地域(MGY)、マンダレー地域(MDY)、モン州(MON)、ヤカイン州(RKE)、ヤンゴン地域(YGN)、シャン州(SHN)、エーヤワディー地域(AYY)と規定し実行していく、と続けて表明した。
 「このようにすると、外国人も文字を読むことができるようになるが、英語を読めない人々にとっては、車のナンバーを覚えるのにどう便利になるというのか」と、自動車売買の仕事に携わるウー・ミンミンが語った。
 英字で示されるようになったため、ナンバーをよりはっきり見ることができる点で、(英字への変更を)支持し応援する人々もいる。
 地域・州の名前を英字で省略表記したステッカーを旅客用自動車ではない自動車へ貼り付けることを、7月8日から開始する、と陸運局が発表した。
 初めて自動車登録をする全ての自動車に、今言ったように変更して取り付ける、と陸運局高官が語った。

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( 翻訳者:清友美 )
( 記事ID:216 )