ベトナムは国連平和維持軍に参加する用意がある
2013年06月30日付 VietnamPlus 紙

駐国連の国営ベトナム通信社記者によると、6月26日から6月29日まで、グエン・チー・ヴィン国防次官(上将)兼国連平和維持活動参加に関する国防省指導委員長の率いるベトナム関係部門幹部代表団が、ベトナムの国連平和維持軍参加を準備するため、アメリカ・ニューヨークの国連平和維持機関及び国連平和維持軍の本部にある国連の関係機関を訪問した。
ヴィン次官との会談において、エドモン・ミュレ国連平和維持担当事務次長補は、ベトナムが国際社会と責任を共有し、国連平和維持軍に参加する用意であることに歓迎の意を表明した。
ミュレ次長補は、平和の維持と地球上の安定は国連憲章に記載された最高のかつ終始一貫した目標であり、この目標を実現するのは、この地球の193の国連加盟国及び多国間組織以外にいないと述べた。
次長補は、国連平和維持業務担当機関の組織と活動、また紛争防止、紛争中の両勢力の分離或いはかつての紛争地域復興のため、現在多くの国で活動中の平和維持派遣軍について紹介した。
次長補は、かつて、平和のため多くの犠牲と苦難に耐え勇敢・頑強に闘ったベトナムのように、平和を愛する民族は、必ずや国連平和維持軍に人類共通の平和を守ることに関する貴重な経験をもたらすだろうとの確信を述べた。
ヴィン次官は、平和維持活動におけるベトナムの役割に関する国連の高い評価と、ベトナムはこの尊いミッションを果たすと国連が信頼を寄せていることに心から感謝した。
次官は、これは一国連加盟国としての名誉、責任であり、ベトナムは、国際社会に責任を持つ積極的、主体的なメンバーの一員として、法的手続きを含む各種の条件を十分に準備し、医療活動に従事する軍医、技術士官、将校を早期に派遣するだろうと強調した。
ニューヨーク訪問の前、一行は、南スーダンにおいて国連平和維持軍の活動を視察し、南スーダンの平和維持、復興ミッションを実施中の多くの国から構成されている軍の実際的な経験を学んだ。
国連ベトナム常駐代表のレー・ホアイ・チュン大使は、一行のすべての活動に参加した。

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( 翻訳者:小池優佳 )
( 記事ID:218 )