カンボジアで亡くなった戦没者の遺骨の埋葬
2013年07月25日付 VietnamPlus 紙

 7月25日、ビンフオック省の墓地において省党委、省政府と省の人々はカンボジアで亡くなったベトナム義勇軍の戦没者69人の遺骨を埋葬し、追悼式を行なった。
 上記の遺骨は、K72隊(ビンフオック省の軍司令部)とK70隊(第7軍区)により、カンボジア王国のクラティエ州、コンポントム州の最も困難な特別地方や辺鄙な地方から、第12段階の2012~2013年の乾季に捜索し発掘された。
 厳粛な雰囲気の中で、ビンフオック省の党委、人民委員会、武装勢力、多数の人民は、祖国や民族の独立のため、また崇高な国際的任務のために亡くなった戦没者英雄を偲び、献花し、線香を手向け、おごそかに儀式を取り行なった。
 カンボジア王国の政府と軍隊のおかげで、これまでの任務遂行12段階でビンフオック省は2,364柱の埋葬を行なった。そのうち242柱は名前が判明している。2,150柱が省の墓地に埋葬され、67柱がタイニン省に、118柱が他省に、29柱が戦没者の親族に渡されている。
 同日、ビンヒエップ国際貿易港(ロンアン省モックホア県)で、ロンアン省はカンボジアで亡くなったベトナム義勇軍戦没者の遺骨を迎え入れて追悼し、ヴィンフン県の戦没者墓地に埋葬した。
 2012~2013年の乾季に、K73隊(ロンアン省)は28柱を収集し、2001年から2013年に部隊が収集した累計は1,984柱にのぼった。そのうち名前と住所がわかるのはたったの155柱である。任務の遂行中、K73隊はベトナムの戦没者親族や退役軍人の墓についての調査票と、スヴァイリエン州(カンボジア)の地方政府や人々の情報に常に依拠してきた。
 第12段階を終えて、K73隊はスヴァイリエン州と合同で、当地には戦没者の墓が26か所・92残っていると結論付けた。多数の墓の場所は見つけ出されたが、地形が大きく変化してしまい、案内人や墓についての調査票が示す場所を正確に確定できないため、遺骨は取り出せていない。
 今後、ロンアン省はカンボジアで亡くなったベトナム義勇軍戦没者の遺骨の捜索、発掘、本国送還をいっそう進めていく。

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( 翻訳者:高見彩華 )
( 記事ID:247 )