大多数の人が購入可能で効果の高い健康保険[生命保険]制度が明らかに(9-36-B[3]-3)
2013年09月15日付 The Voice 紙

ヤンゴン 9月14日

 ミャンマー 国民のほぼすべてが購入できる保険料率で、効果的な健康保護を可能とする保険制度を2015年までに開始できるようにすると財務省の副大臣マウンマウンテイン博士が述べた。
 健康保険制度ができれば、保険加入者はあらゆる病気の治療を無料で受けられるようになると同氏は述べた。
 マウンマウンテイン氏は、「健康保険の種類を少し購入した人は(病気の治療も)少し得られる。もちろん多く購入した人は多く享受できるのだ」と言う。
 また、健康保険制度を実現するに当たっては、国家、社会、経済に関する諸データや、国民の習性や文化なども考慮しながら取り組まなければならないと同氏は述べた。
 「健康保険制度を作るのは難しいが、もはや制度を作らずにはいられない。なんとしても作らねばならない」とマウンマウンテイン氏は語った。
 健康保険制度は世界中の国々で敷かれており、健康保険加入者は入っている保険の種類に応じた保障期間内には病気になっても無料で治療を受けられる、ミャンマー国内でも健康保険制度ができれば、貧しい人々が治療を受けやすくなるだろう、と開発学者の某氏は考えている。
 ミャンマーでは、健康保険制度を2015年までに開始できるように取り組んでおり、それを実現するために、ミャンマー国営保険会社や私立の保険会社に加えて、保健省、(労働・雇用・)社会福祉省、私立の病院や診療所など、各方面と協力して取り組んでいき、それらの各方面が参加する会議を開催して進むべき道を模索することになるとその開発学者は述べた。
 ミャンマーに健康保険制度を作り出すには困難があるが、世界各国で用いられている諸制度を研究しながら協力して取り組んでいかねばならない、健康保険は国民のための主な必要事項の一つなので、その制度が実現すれば、ミャンマーの保険事業は一層発展していくだろう、などと私立保険会社First National のスポークスマンが述べた。
 ミャンマーでは、私立保険会社12社に事業権を付与したうち、すでに9社が事業を始めており、ミャンマーへの投資を申し入れている国外の保険会社のうち、12社に支店開設の許可を与えている。

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:萩原 和宏 )
( 記事ID:296 )