9月の税収は先月に比べ10％以上増加したものの、この9か月間全体の税収は当初予測の67%余りにようやく達したのみである。
　また、今般、税務総局が発表した歳入任務に関する報告によると、9月中、国内の税収は413億ドンに達し、そのうち原油からの税収は82億ドンとなった。これらの税収はいずれも先月に比べ上昇している。特に、8月に比べ、9月の国内税収は約10.3％増加した。
　税務総局は、税収が増加した理由として、国家銀行の歳入歳出差引額による収入が約21億ドンとなったこと、及び2013年2月の付加価値税が延長され、持ち越された税収が約11億ドンと見込まれることを挙げる。
　こうしたことから、2013年９か月の累計税収は、税務総局の計算による歳入総額としては4,360億ドン余りに上り、この数字を2012年の同期と比較すれば約109％となる。しかし、これを2013年の予測の中で検討した場合は約67.7％に達したにすぎない。
　以前に定められた税務総局に委ねられている国家歳入任務に従うと、2013年の税収は原油税収990億ドンと国内税収5,455億ドンの計6,445億ドンにならねばならないとされる。しかし、特に依然として不景気な経済状況にあっては、2012年の税収と比較して20％近い増加率もって、この数字に達するのは極めて難しいというのが多くの専門家の見解である。

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（ 翻訳者:佐久間凱士 ）
（ 記事ID:314 )