ハザン省人民委員会は10月2日、中国雲南省文山州人民政府との2012年から2015年までの協力プログラム実施1年を受け、これまでの総括を行った。
　ハザン省人民委員会のグエン・ヴァン・ソン常任副委員長によると、協力プログラムは実施1年で既に評価すべき成果を収めているという。
　双方は、交流を積極的に推進し、理解と友好の深化に貢献した。また、相互の信頼を構築した他、各分野における交流・協力関係が日々実質的、効果的になるよう努めた。
　ハザン省人民委員会と文山州人民政府は、双方の協力関係を深めるため、今後、建設的な情報の交換、経済社会の発展、各目標の実現に集中して取り組んでいく。
　また、タイムリーな連携を強め、広報活動を強化し、より広く、より深い投資・ビジネスの拡大を推進していく。
　さらに、ハザン省人民委員会は、投資促進の呼び掛けを強化し、特に、ハザン省ヴィスエン県のタイントゥイ国家級国境経済区、ハザン省シンマン県のシンマン地区と雲南省都龍地区との国境、ハザン省メオバック県のサムプン地区と雲南省田蓬地区との国境などのインフラ整備を引き続き優先的に推進する。
　双方は、2013年から2015年までの国境地帯での経済発展の要望に応えるべく、それぞれのプライオリティーを勘案し、その他の国境や通過地点の向上に引き続き務める。
　協力プログラム実施に際し、ハザン省商工局と文山州の商務局および工商行政管理局は、この1年で、双方の経済関係の発展推進のための様々な対策を打ち出した。
　そうした双方の努力により、2012年のハザン省の輸出入額は前年比23％増の3億5200万米ドルに達した。今年は9月末までの時点で既に3億5000万米ドルに達しており、年間では4億米ドルを記録すると見られている。

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（ 翻訳者:小泉里夏、横田知之 ）
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