ドンナイ省人民委員会事務局によると、ファン・ティ・ミー・タイン省人民委員会副主席と三菱東京UFJ銀行幹部がドンナイ省への投資促進協定の覚書に署名した。
　覚書の内容は、「情報交換」、「投資家向けのセミナーの開催」、「日本におけるドンナイ省の投資の促進活動の展開と投資家との会合」の３分野に集中している。
　ドンナイ省は国内で最も多くの投資を呼び込んでいる４つの省の中の１つで、1万8700社余りが企業活動を行っている。そのうち外国投資案件は1365件が認可されており、総額は236億ドルにのぼる。日本企業だけでも投資案件は167件で、投資総額は31億ドルにのぼっており、ドンナイ省への投資を行う40の国・地域のなかで4番目に多い数字となっている。
　三菱東京UFJ銀行幹部は、投資促進につながるドンナイ省の経済発展のポテンシャルを高く評価し、調印したばかりの協定プロジェクトの推進に期待しているとしている。三菱東京UFJ銀行は投資促進支援における役割を発揮し、ドンナイ省でビジネスを行う外国企業、なかでも日本企業の支援を強化するとしている。
　ドンナイ省は三菱東京UFJ銀行の資金提供における可能性を高く評価するとともに、ドンナイ省及びベトナムでビジネスを行う外国投資家や、日本の投資家への支援に期待を寄せている。
　現在、ドンナイ省では国や省の重点的インフラ・プロジェクトが大量に進められており、三菱東京UFJ銀行が事業を開拓しうる大きな可能性を秘めている。

Tweet

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:加藤俊哉 ）
（ 記事ID:338 )