10月17日午後、ハノイにおいて民族委員会と国境防衛隊司令部は、国境地方及び島嶼部の少数民族が経済・社会の発展、飢餓貧困の撲滅、強靭な国境地方・島嶼部づくりに積極的に参加するよう、運動・指導・支援するための2013～2016年の共同活動計画に署名した。
　民族委員会と国境防衛隊司令部は、国境地方及び島嶼部に住む少数民族に対し、少数民族に関わる党の方針・政策、国の法律についての宣伝を強化して認識を向上させ、強靭な全人民国境防衛を構築していく。
　宣伝の内容は、国境地方及び島嶼部の少数民族の風俗・習慣に合わせる。両組織は、科学技術、農林業、貧困の撲滅、文化とスポーツ、公共医療、環境保護、社会悪の防止などに関する実践的な内容を伴った、辺境地区における社、坊(行政区)、村の幹部の訓練・養成の計画を共同で策定した。
　各地方の民族委員会は国境防衛隊と協力し、少数民族が積極的に労働・生産・貧困撲滅に参加するよう運動、指導、援助する。これにより、少数民族政策を国防・安全保障経済の発展プロジェクトに組み入れる。
　両組織は、学習、労働、青年団員運動（社会悪や迷信異端の排除、新生活の建設など）において優秀な成績を収めた少数民族青年の模範を表彰・顕彰し、広める。
　民族委員会と国境防衛隊司令部は、各組織が日頃国境地方と島嶼部の情勢を把握し、諸存在と諸制約を見出し、タイミングよく党・国家に上げて謀り、国境地方と島嶼部の少数民族子弟の職業教育や雇用創出を奨励し支援する政策をもつように指導する。
　2011～2013年、両組織は「少数民族が経済・社会を発展させ、国境地方の安全と主権を防衛する運動工作を強化」というテーマをかかげた共同プログラムで成果をあげた。
　両組織の協力は、経済・社会の積極的な変化をつくりだし、人民の生活を改善し、少数民族が辺境地域と島嶼部の主権・安全の防衛に動員するのに貢献した。それを通じて党・国家に対する少数民族の信頼の強化に貢献し、全民族大団結を築き、強靭な全人民国境防衛の布陣と結びついた全人民国防・人民安寧の布陣を構築した。

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（ 翻訳者:奥山貴子 ）
（ 記事ID:356 )