市民社会団体が貧困撲滅に貢献
2013年10月31日付 VietnamPlus 紙

 ベトナムとキューバの社会経済発展の過程に対する各市民社会団体の役割、をテーマにハノイ国家大学の人文社会科学大学とドイツ連邦共和国のローザ・ルクセンブルク財団はハノイで座談会を共催した。
 在越キューバ大使のハルミニオ・ロペス・ディアス氏、人文社会科学大学学長のグエン・バン・カイン氏、ローザ・ルクセンブルク財団・東南アジア支部長のナージャ・チャラビー氏ほか、キューバ、メキシコ、ドイツ、アメリカ、ベトナムから20人以上の教授
、学者、研究員が会議に参加した。
 会議の発表の中で、キューバ大使のハルミニオ・ロペス・ディアス氏は、各国の建設・発展における、女性・青年・学生・農民・文学者のような社会団体の貢献を高く評価した。
 同氏はまた、この分野における経験の共有は、ベトナム・キューバ間の伝統的な友好・団結・協力関係の強化に寄与すると強調した。
 ナージャ・チャラビー氏は自身のセクションで、少数民族や女性の市民社会団体への参加を拡大し、ベトナムの貧困削減と男女平等の実現に寄与する必要があると述べた。
 国家と市民社会の効果的的な協力、市場経済の条件下における人道活動、ベトナム・キューバにおける各団体の社会の安全に対する役割、これらは各代表が集中的に言及したテーマである。
 会議における報告や議論は、ベトナム・キューバにおける社会経済発展の過程の中での、各市民社会団体の貢献・役割に対する理解をより深めるのに寄与した。また、この中で、両国におけるこれらの団体の発展に貢献するための提言がなされた。

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( 翻訳者:守屋仁一 )
( 記事ID:372 )