ベトナムとロシア、最初の潜水艦引き渡しに調印
2013年11月07日付 VietnamPlus 紙

 11月7日、ロシア北部の都市サンクトペテルブルクで、潜水艦「ハノイ」を引き渡す調印式が行われた。この潜水艦は、ベトナムに対する、ヴァルシャヴァンカ636号計画(NATOのコードネームはキロ型)に属する6隻の潜水艦売買契約のうちの最初の1隻である。
 引き渡し調印式には、ベトナム側はベトナム海軍副司令官及び参謀長であるファン・ゴック・ミン中将が参加した。ロシア側は、アドミラルティ造船所会長であるアレクサンダー・ブザーコフ氏が参加した。
 この636号計画潜水艦は第3世代で、排水量3100トン、速力毎時20海里である。また、300mまで潜ることができ、総員は52名である。この潜水艦には、533mm魚雷発射管6門、水雷、クラブ対艦ミサイルが搭載されている。
 この型の潜水艦は、敵に発見される距離の3・4倍離れたところから目標を発見することができる。姿を消す能力(無反響外殻)はNATOの専門家たちからは「黒い穴」と呼ばれている。
 ロシアでの引き渡し調印式のあと、潜水艦「ハノイ」はベトナムに移送される予定である。

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( 翻訳者:小池優佳 )
( 記事ID:385 )