ディエンビエン省で開催された国境管理に関する会議
2013年11月07日付 VietnamPlus 紙
11月7日、ベトナム外務省はディエンビエン省人民委員会と提携して、国境・領土の管理に関する宣伝会議を開催した。
会議には、外務省の国家国境委員会の指導部代表、ディエンビエン省の各局・各部門・各地方・各国境警備駐屯地と中国と国境線を接しているシンタウ、セントゥオンの2つの社(ムオンニェー県)の指導者・専門家が出席した。
会議に参加した各代表は、越中陸上国境に関する3つの法律文書発効後の越中国境情勢とベトナム、ラオス、カンボジアの領土・国境情勢を含む内容について、外務省、国境部隊司令部、公安省の報告者が発表するのを聞いた。(以下はその主な内容である)
国境地方の政治的安定。越中陸上国境に関する3つの法律文書(境界画定議定書、国境管理規則に関する協定、越中陸上国境の出入り口とその管理規則に関する協定)発効後の国境の管理・防衛状況。管理工作の効果を高める方法。上記3つの法律文書の交渉過程と基本的内容、なである。
ディエンビエン省は中国・ラオスと国境を接し、ラオスとの国境線が360km、中越国境線がムオンニェー県セントゥオン、シンタウの2つの社に跨る40.861km (そのうち11.965km は河川)である。
ディエンビエン省内の陸上中越国境は、ベトナム・ラオス・中国3国の国境が交わる地点から始まり、16番境界標で終わる。ディエンビエン省全体では16の境界標の地点があり、20の境界石が設置されている。そのいずれもが重要な境界石である。
グエン・アイン・ズン氏(国家国境委員会副主任、ベトナム小委員会主席)は会議のなかで、各法律文書が発効して(2010年7月14日)この3年間、各省・各部門・各地方は新しく施行された法律に基づき、託された役目と任務を順守し、国境の管理・防衛に関してたゆまず努力をし、全面的に展開してきたと述べた。
現実生活に適用された国境に関する3つの法律文書は、双方の関係部門が科学的・効果的に国境管理を行なうための有利な条件をつくり出し、それぞれの国の建設・発展に新たなチャンスを切り拓いており、とりわけ、双方の国境地方が協力関係を拡大し、経済を発展させ、友好交流を強化し、国境地方の経済社会の発展促進に貢献するための条件を整えているとしている。
( 翻訳者:加藤俊哉、山口里緒 )
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