2013－2014学年度の小中学生の交通安全に関する知識と技能の向上を目指し、ホンダベトナムは、100万人以上の生徒が参加する交通安全教育プログラムを開始した。プログラムは、小学生向けに「子供の笑顔のための交通安全」、中学生向けに「明日の笑顔のための交通安全」とそれぞれ名付けられている。
　本プログラムは、ホンダベトナムが教育訓練省、国家交通安全委員会、鉄道・道路交通警察局及び地方にあるホンダベトナムのディーラー代表と協力して実施される。
　本年9月から、ホンダベトナムは、小学3年生だけではなく4、5年生にも対象を拡大した「子供の笑顔のための交通安全」プログラムを開始した。
　本学年度にホンダベトナムは新たにカインホア省でもプログラムを実施しているので、（現在の）実施学校総数は12の省・中央直轄市に上っている。こうしたことから、2013－2014学年度中に12の省・中央直轄市の約38万5千名の生徒が、活気ある授業の中で「子供の笑顔のための交通安全」の冊子を通し理解を深め、交通安全を楽しく学習するだろう。
　ホンダベトナムは、来年度に、中学生向けの「明日の笑顔のための交通安全」プログラムの実施を25の省・中央直轄市に拡大する予定である。これにより、本プログラムに沿って学ぶ生徒の数は65万5千名に増加することとなる。
　10月から11月にかけて、25の省・中央直轄市で、教員の訓練と楽しい授業のための計画作成が行われる予定である。各学校は、その後発行されるテキスト及び指導要領に基づき生徒に授業を行う。
　更に、学習を奨励するとともに学校における交通安全教育を促進するため、4月から「明日の笑顔のための交通安全」コンペティションが開催され、その際、教員に向けて交通安全に関する良い教授方法についての内容も披露される予定である。
　2012－2013学年度には、全国の2,580名の教員と14万9,023名の生徒が、小学生向けの「子供の笑顔のための交通安全」プログラムを学んだ。同じく、2012－2013学年度に16の省・中央直轄市の904名の教員と48万7,408名の生徒が、中学生向けの「明日の笑顔のための交通安全」プログラムを学習するなど成功を収めた。

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（ 翻訳者:佐久間凱士、奥山貴子 ）
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