11月の海外観光客バガン訪問が1日平均980人に(9-47-6-1)
2013年12月01日付 The Voice 紙

 海外からの観光客の多くがきまって見学に訪れる、マンダレー管区域、パガン-ニャウンウー郡に位置するバガン考古学保護区に、2013年11月に訪れた観光客数は、1日平均約980人であったと、パガン地区ミャンマーホテル・観光課の役人が話した。
 そのうち、600人ほどが空路で、200人強がマンダレーから水路で、100人ほどが自動車でパガンに訪れており、列車の利用者は大変少ないことを、同氏が説明した。
 マンダレー市の西南90マイル離れたところにあるパガンに、2013年10月、訪問した観光客は18196人であり、1日あたり平均586人であったが、観光シーズンに入って2ヶ月目である11月の観光客はさらに増加したことを、同氏が語った。
 「主に、雨期が明け涼期になって、移動もより自由にできるようになり、以前から興味を惹くものが多くあったので、皆来たがっているのだろう。年々、観光客の数が増えてきているのがわかる。チャーター機も時折、飛んでいる。しかしまだ稀だ。10月はというと、チャーター機運行は一度だった。」と同氏は本誌に語った。
 現在、パガン路線を運行している航空会社は、エア・パガン(Air Bagan)、エア・カンボーザ(Air KBZ)、アジアン・ウィングス(Asian Wings)、ミャンマー・エアウェイズ(Myanmar Airways)、ヤンゴン・エアウェイズ(Yangon Airways)、エア・マンダレー(Air Mandalay)であると、パガン空港運輸局に勤務する職員が語った。
 パガンを訪れる観光客が増加してきたため、定期運行便のある航空会社は、10月は1日につきフライト往復便2本のみを運行していたけれども、11月から観光シーズンの終わる4月まで、フライトを往復便3,4本まで増やして運行することを、同氏が補足した。
 「10月は、マンダレー、ニャウンウー、ヤンゴン間のフライトを運行した。午前に2本、午後に1本だった。日によっては、4本運行したこともあった。でも、これは通常の範囲だ。」とエア・バガンの責任者の一人は語った。
 パガンにある夥しい数の古代建造物、寺院仏塔のなかでも、有名なものとして、アーナンダー寺院、スーラーマニ寺院、シュエズィーゴォン・パゴダ、タッビィンニュ寺院、ブーパヤー、ローカナンダー・パゴダ、シュエサンドー・パゴダ、ミンガラーゼーディー・パゴダ、トゥインタウン・パゴダ、チャウグーウーミン石窟寺院、フゲピッタウン、ティローミンロー寺院などがある。

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( 翻訳者:松浦宇史 )
( 記事ID:439 )