ハノイ市は大卒レベルの国民の徴兵を優先
2013年11月25日付 VietnamPlus 紙
2014年、ベトナム人民軍隊の健康とともに知能の補強も目指して、ハノイ市では祖国防衛に赴く新兵の30%以上を大学及び高等専門学校卒レベルにする目標を設定した。
この情報は11月25日午後、「2013年の徴兵の実現結果の評価と2014年の任務遂行会議」において、フィー・クオック・トゥアン中将(首都司令部司令官)によって明らかにされた。
ハノイ軍事義務評議会の評価では、2013年の徴兵は、その任務を十分に達成した。
各部隊に配属された、健康で道徳的資質の高い人の割合は前年を上回った。そのなかで、大卒レベルは前年比で8%増えた。18~20歳の年齢層はかなりの割合を占め、各部隊に配属されている兵士全体の35%以上に達した。
2014年、ハノイ市は祖国防衛に赴く3800人を徴兵する目標数字が課せられている。目標を達成するために、ハノイ市は幾つかの対策を講じる。たとえば、人々が自覚的に軍事義務法に取り組み実現する運動や宣伝と結びつけた法律の教育活動を重視したり、入隊年齢期の男性の人数や質をきちんと調査・把握し、その中から大学や専門学校を卒業した人を優先的に選抜したり、また除隊して地方に帰り、立派に銃後の仕事をしている軍人を迎え入れようとしている。
会議で、ハノイ市人民委員会主席(市長)のグエン・テー・タオ氏は、2014年の徴兵任務を完遂させ、奮闘して首都が新兵の質に関して全国の先頭に立ち、新たな情勢下における国土の建設と防衛を保障するため、ハノイ市は入隊する党員・幹部の子弟の割合を増やすと強調した。
その一方で、ハノイ市軍事義務評議会の構成員は、各地域で諮問、指導、運営、実現をうまくすすめる責任と役割を向上させていく。
ハノイ市長はまた、入隊者を選抜し身体検査をする任務を託された組織は徴兵目標数値1につき3人以下にするようにし、入隊者のいる地方では民主的に、オープンに透明性をもって、着実穏健に工作を首尾よく進めていくよう求めた。
( 翻訳者:加藤俊哉、山口里緒 )
( 記事ID:445 )