2013年西北地方宗教工作会議
2013年11月21日付 VietnamPlus 紙
11月21日イエンバイにて、西北指導委員会が政府宗教委員会(内務省)と共催で2013年西北地方宗教工作会議を開いた。
会議では、各代表が宗教状況やこれまでの宗教工作に関する党の決議と国家の政策の履行の実態を評価し、今後数年間の解決策と結びつけ、西北地方の特殊性をもった宗教の安全や宗教工作に関わる幾つかの問題の実現を指導した。
これまで西北地方の各地方は、信仰と宗教に関する党や国家の方針・政策について、各級、各部門、幹部、人民の認識と責任感を高めるために、宣伝・普及工作を推進してきた。
働きかける人民の中には、信仰と宗教に関する党と国家の方針・政策、村々の規約・郷約をよく守り、団結の精神を発揮し、助け合って経済を発展させ、飢えや貧困を撲滅し、新しい農村を建設し、居住区で文化的生活を建設している信徒たちがいる。
国のある特定の地域のように沢山の宗教はないが(西北地方の宗教の信徒数は同地方の総人口の約6%を占めているにすぎない)、宗教の状況は新しい多くの問題を生み出している。最も多いのはプロテスタントに対する工作においてである。
プロテスタントはこの地域でごく普通に発展した宗教である。しかし、若干の悪者が、民族の大団結、とりわけ少数民族地区の大団結を分裂させようと信仰と宗教の自由の権利を悪用している。
結果としては、政府首相指示第1号(2005年)が出てからの7年間で、地域のプロテスタントの現状は次第に安定し、自由移住する人が減り、信徒の経済・文化的生活は徐々に改善され、信徒と非信徒間、政権と団体間の村の団結・安全は強固になってきている。
しかし、西北地方の宗教活動は依然として、党や国家の方針・政策の宣伝・普及が日常的になっていないなど、若干の課題が残っている。宗教工作に従事する一部の幹部の認識や能力が限られており、そのため宗教活動の諮問・管理にはまだ不十分な点が多い。
プロテスタントに対する工作に関する党と国家の方針・政策の実施は、まだ統一されていない。
とくに、現在西北地方には20以上の「奇妙な宗教(または新宗教現象ともいわれる)」が存在している。そのなかでいくつかの非合法団体やその頭目は信仰・宗教の自由を悪用して、違法行為をし、民族の大団結を分裂させ、政治の安定と地方の秩序と安全を損なわせている。
今後、西北地方の宗教工作は、党の方針・政策と国家の法律を政治体制内の幹部・党員に宣伝・普及し、深く貫徹させることに集中する。
宗教に関する国家管理工作を行う機構を整備し、各機関間での提携規則を制定し、宗教に関する国家管理工作を各級の地方政権へ委譲していく。また信徒や聖職者の正当なニーズや合法的な提案には法律に沿って適時解決していく。
基層社会における宗教工作に関係する問題の解決・処理にあたっては、党員、青年団員、長老、村長、族長、威信のある人の役割を生かしていく。
( 翻訳者:讃井綾香、川野目明日香 )
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