ベトナムは日本が引き続き高水準のODAを維持することを望む
2013年11月29日付 VietnamPlus 紙

 11月29日の午後、政府事務所において、グエン・スアン・フック副首相は日本国際協力機構(JICA)ハノイ事務所所長の森睦也氏と会談した。
 会談の中でグエン・スアン・フック副首相は、ここ数年間でベトナムと日本の戦略的パートナーシップ関係が極めて力強く発展し、日増しに関係が広く深く実質的なものになっていることを歓迎したうえで、ベトナムと日本の関係が引き続き強化され、全ての分野において新たな進展が見られ、両国民の願望と共通利益にかない、地域の平和、安定、協力と発展の維持への積極的な貢献がなされていくだろうとの確信を示した。
 グエン・スアン・フック副首相は、日本のODA資金はこれまでも、そしてこれからも、効果的に運用され、ベトナムの経済・社会の発展、特にインフラ整備、経済、教育、科学技術の改善において重要な役割を果たすと述べた。
 同副首相は、今後、三つの重点分野(市場経済体制の整備、人材育成、包括的なインフラ開発)において協力関係を更に強化していくことを提案した。
 また同副首相は、日本が引き続きベトナムの経済社会の発展のために、 高水準のODA援助を維持し、重要で戦略的で大規模なプロジェクトの展開に協力することを望んだ。
 JICAハノイ事務所所長の森睦也氏は、グエン・スアン・フック副首相の応接に感謝し、これまでのベトナムの経済社会発展の成果を高く評価したうえで、経済、科学技術、教育の協力強化に積極的に貢献していくと述べた。

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( 翻訳者:奥山貴子 )
( 記事ID:461 )