韓国のベトナム人花嫁たち、里帰りを支援される
2013年12月05日付 VietnamPlus 紙
12月5日、韓国に住むベトナム人花嫁の19家族は、韓国の農業銀行から、ベトナムの家族のもとへ7泊8日で里帰りするための財政的支援を受けた。
韓国の農業銀行が里帰りするベトナム人花嫁たちを支援するのは、今回で7度目である(のべ1300以上の家族)。
里帰りは完全に無料であり、さらにすべての家族には500米ドルが補助される。
在ハノイの農業銀行駐在員事務所代表であるリー・ウー・シクさんは、現在韓国には約3万5000人以上のベトナム人花嫁がおり、そのうち50~60%の家族は農家であると指摘している。調査では非常に多くのベトナム人花嫁が里帰りを切望していることが分かっている。
南部バックリュウ省出身で28歳のチュオン・ティ・キム・ロアンさんは、韓国で夫と結婚し、4年経ってはじめて里帰りすることになったと教えてくれた。今回、農業銀行が里帰りするための条件をつくってくれたことを彼女はとてもうれしく思っている。
彼女は、他国でお嫁入りした当座は非常に多くの困難にぶつかったという。特に言葉の違いのため、地方の風俗・習慣や文化になじむのは難しかったという。
韓国の婦人会の援助によって、彼女のようなベトナム人花嫁たちは言語教育や職業教育の支援を受け、毎月交流会を開いているので、夫の家族との生活にも徐々に溶け込めるようになっている。
南部ハウザン省出身で27歳のグエン・ティ・トゥイーさんも同様で、夫の家での生活は多くの困難があった。しかし、韓国の政府や団体、そしてベトナム人コミュニティーの支援によって、とりわけ夫の家族の接し方がよかったこともあり、彼女は徐々に新たな生活に溶け込めるようになった。
( 翻訳者:相野那奈子 )
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