メコンデルタの各省、教育の質向上に尽力
2013年12月06日付 VietnamPlus 紙
12月6日、ハウザン省のヴィタイン市で、2013年-2014年学年度第一回メコンデルタ[訳注:ロンアン省、アンザン省、ドンタップ省、ティエンザン省、ヴィンロン省、ベンチェー省、チャーヴィン省、ソクチャン省、ハウザン省、バクリエウ省、カマウ省、カントー市]における6地域の競争を各教育訓練局に委ねるための会議が開催された。
ディン・ニャット・リン教育訓練省南部監査室副室長は、首相決定1033号に沿った教育訓練の目標を達成するため、2013年-2014年学年度、メコンデルタの各省・市は全国平均と同じ学問分野、学力レベルの指標に達するべく奮闘するよう強調した。
メコンデルタの各省・市は、①5歳児の幼稚園の義務教育、学齢期の児童に対する小学校の義務教育、計画に従った中学と高校の義務教育についての基準を達成する、②平均レベル以下の小中学校における留年及び退学率を減少させる、③大学院教育の指標の達成をはじめ人材育成プロジェクトを実施する、④労働者の構成とレベルを少しずつ調整する、⑤教師と教育部門の管理者の質を向上させる、⑥学校のネットワークを整備する、⑦国家基準を満たす幼稚園から専門学校、大学までの教育機関の比率を増やすことなどについて力を注いでいく[訳注:丸数字は訳者による]。
レー・ホアン・トゥオイ・ハウザン省教育訓練局長兼6地域競争のリーダーは、上記の各指標を達成するため、地域内の各教育訓練省は、全部門において競争運動の内容を継続的に実施することをはじめ、多くの対策について足並みを揃えて指導を行っており、考え方、やり方を変え教育に積極的に参加させるなど、人々に教育業務の重要性を理解させるための普及・宣伝工作を強化することが部門の恒常的な活動と見なされると述べた。
しかし、トゥオイ局長によると、メコンデルタの各省・市の教育について、とりわけ教育部門の少なからぬ幹部、公務員の生活が困難に直面しており、授業で使う教材、教室内の物品等、物質的基礎の拡充に関心が寄せられているもののまだ十分ではなく、一部の管理者、教員は求められる専門性を満たしていないなどの問題に突き当たっている。
それに加え、学校を途中でやめてしまう生徒の数は減少しているものの、依然として2万人以上に上り、地域内の生徒総数の0.7%を占めるなど、地域内の学校での義務教育に少なからぬ影響を与えている。
2013年-2014年学年度当初の統計によれば、地域全体では6,598の学校で320万人近くの生徒、学生が学んでいるが、これは、前年学期と比べ32,737人以上増加している。その中で、保育園児、幼稚園児は11,000人以上の増加、小学生は7,000人以上の増加となった。
会議では、出席者たちが、全国の省・市と同じ水準に発展した地域における教育部門に引き上げるための有効かつ最善の解決策を模索すべく、力強い内容について議論され決意溢れる多くの意見が提出された。
特に、出席者たちは、翌年の小中高校教育の質は前年よりも高くなければならないこと、国民の知的水準を一歩ずつ向上させること、地域内の社会経済の発展ニーズに応える十分な人材を確保することについて要請した。
( 翻訳者:小谷岳、川野目明日香 )
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