ベトナム北部ハザン省ドンヴァン県の広い地域で降雪
2014年01月13日付 VietnamPlus 紙

 1月12日の夜から13日朝にかけ、ベトナム北部ハザン省のドンヴァン岩石高原に位置するドンヴァン県とメオヴァック県で、霧雨が降って気温が大きく下がり、ところにより氷点下1℃まで冷え込んだ。そのため国境と両県境の全ての村々では広い範囲で降雪が観測され、10cmにまで厚く積もったところもあった。
 ハザン省メオヴァック県人民委員会副主席のチャン・キム・ゴック氏によると、雪が深く積もり、山腹、道路、木々、農作物は白一色になったという。県境の村々の気温は1~2℃で、氷点下1℃まで下がったところもある。降雪、強烈な寒波は、同地域に暮らす少数民族の人々の生活に少なからぬ影響を与えた。
 これはドンヴァン岩石高原で今冬2度目に観測された霙である。一度目は昨年12月15日に観測された。
 ハザン省気象台の予報によると、今夜から明日1月14日朝にかけて勢いを増した新たな寒気がハザン省の高地や奥地、国境地帯に降りてくるため、気温は下がり続ける。
 ハザン省人民委員会は省内の11の県、都市に緊急指令を出した。特にクアンバー県、イェンミン県、ドンヴァン県、メオヴァック県の国境地帯の高原に位置する4県とホアンスーフィー県、シンマン県の山岳地帯に位置する2県は広報を強化し、作物、家畜への寒さ対策に尽力する必要があるとした。

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( 翻訳者:川野目明日香、中村詩衣奈 )
( 記事ID:557 )