道路・鉄道交通警察局によると、2013年、交通警察が交通違反を処理した件数は全国で550万件以上、罰金額は29億ドンに上り、運転免許剥奪は45万件近く、３万1400台の自動車、60万台以上のバイクが一時押収となった。
　違反の検査・処理週間を通し、交通警察は盗難、ひったくり、密輸、爆竹・爆発物・麻薬の運搬、指名手配犯、公序良俗に違反した700人近くを拘束し、208個のヘロイン、54kgの火薬、500kgを超える爆竹、29の各種拳銃などを押収した。
　当局は社会で顕在化しつつある多くの問題の解決にも集中した。所有車両への氏名登録、所有権の移転手続きに関し、国民の利益に叶うよう改革を行うこと、規定に従い正しく使用されていない外交官および外国人の車両ナンバープレートについて総検査を行い、（違反車両については）プレートの登録を回収すること、違法なナンバープレートを保有する車、積載量過多の車を検査し処分すること、飲酒運転の運転手、ヘルメット無しで運転するバイク等の運転者、同乗者を処分した。また、当局は、インターネット上で車両の管理、登録システムの運用を実施した。
　全ての警察は、「終業時間が来るまでではなく、仕事が終わるまで行う」との方針に従って責任感を高め、国民に奉仕する姿勢とふるまいに徹し、国民を見下したり賄賂を要求するとなく国民が心から楽しく交通安全秩序を確保できるよう国民を導くため、交通検査習慣の活動のなかで過ちを防止すべく、国民に奉仕するとの精神を高く掲げながら検査、是正を厳格に実施している。
　各レベル、部門、地方が交通安全業務における新たな多くの解決策と内容の実施に向け足並みを揃え決然と指導を行った結果、2013年に交通事故は件数、死亡者、負傷者の3つの基準すべてにおいて減少を続け、連続して2年間、交通事故での死亡者が1万人を下回っている。　　2013年、全国で２万9385件の交通事故が起こった。9369人が死亡し、２万9500人が負傷したが、2012年と比べ、交通事故が1610件、死亡者が55人、負傷者が3045人減っている。
　交通警察は、交通事故の中でも特に重大な影響を引き起こす交通事故の事案について、集中してその捜査を指導・検査・監督し、厳正に処理を行なった。
　各地方の公安（訳注：広義の「警察」）は、4000人余りの被告に対し4073件を起訴し、地方の人民検察院では4232人の被告に対して4000件以上の立件を要請した。

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（ 翻訳者:小谷岳、横田知之 ）
（ 記事ID:560 )