ドンナイ省労働組合連合によると、1月30日昼までに、同省にある工業区で働く数千人の労働者がみな無事に帰省したという。
　労働者たちが旧正月を迎えるために帰省する前に、省の労働組合連合は「労働者と共に過ごす楽しい旧正月」というイベントを行った。ここでは、(帰省用の)乗車券、旧正月の贈り物、そのほか多くの賞品が贈られた。なかには1700万ドン相当のバイク一台もあった。
　省の労働組合連合によると、今年の旧正月期間中に組合連合は400枚の乗車券を、各企業の労働組合は600枚余りの乗車券(1枚あたり100万～170万ドン相当)を、旧正月を故郷で迎える労働者に贈った。
　また、数千人の他の労働者も各企業の労働組合から乗車券代の50％～70％の補助を受けることができた。その他にも、旧正月の乗車券補助の余裕がない労働組合は労働者支援車の契約をまとめた。
　フイン・タン・キエット・ドンナイ省労働組合連合委員長によると、省内の約60％の労働者は2014年甲午の旧正月を迎えるために帰省しなかった。
　困難を分かち合い、旧正月に向けて支え合うために、省労働組合連合は各委員会、部門、支援組織と協力して、各工業区の労働者のために７夜にわたって迎春パーティーを開き、7000人分ものプレゼントが困窮している労働者たちに贈られた。
　この懇切な対応によって、今年は、故郷に帰り家族とともに旧正月を迎えた人々も、故郷から遠く離れた地で旧正月を迎えた人々も皆温かい日々を過ごすことができた。

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（ 翻訳者:讃井綾香、中村詩衣奈 ）
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