ベトナム、オーストリアの無人ヘリ購入の交渉をする
2014年02月12日付 VietnamPlus 紙
『ジェーン国防週報』は、オーストリア・シーベル社のアジア太平洋地域販売本部長アンドリュー・バーンの言葉を引用し、国際航空展覧会「シンガポールエアーショー2014」で同社はベトナム海軍首脳と無人ヘリCamcopter S-100の購入について話し合った、と伝えた。
同氏によると、S-100についての情報はアジア太平洋の潜在的顧客すべてに送られており、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、そしてベトナムが関心を示した。
ベトナムが同ヘリを購入する場合、S-100はダーメンスヘルデ海軍造船所グループから購入した2隻の新型Sigma(9814型)護衛艦に装備されることになる。
それに先立ち、シーベル社は製造過程において上記護衛艦2隻の甲板上にCamcopterシステムを装備することについてダーメンスヘルデ海軍造船所と話し合っている。
「シンガポールエアーショー2014」の展示では、Camcopter S-100はL-3Wescam社のMX-10光電子センサとPicoSARレーダー・ラジオセンサが装備されていた。
シーベル社によると、S-100は200キロメートルの活動範囲を持ち、高度2000メートルのところで40キロメートル先の目標を見つけることができる。同社はまたS-100の2倍のサイズの無人ヘリ S-200も開発した。現段階で、この新型の無人ヘリの試験モデルの製造はまだ完了していない。
( 翻訳者:石井恵梨 )
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