第11期党中央委員の見識向上
2014年03月03日付 VietnamPlus 紙

 3月3日、第11期党中央執行委員(以下、党中央委員)のための見識向上養成コース(第2期コース)がハノイで開講した。
 党政治局と党中央書記局を代表して出席し指導的発表を行ったディン・テー・フイン党政治局員兼党中央書記局員、党中央宣伝教育委員長、党中央理論評議会議長は、革命指導の全過程で、ベトナム共産党はとりわけ幹部の育成・養成・訓練の業務に関心を寄せてきたことを強調した。今日の国内外の状況下、好機は大きな試練と結びついており、幹部・党員、とくにハイレベル指導者にあっては求められる任務に応えるべくあらゆる面について政治姿勢、道徳の質、レベルを向上させる訓練を怠ってはならないとした。
 こうした認識に立って、党政治局と党書記局は、党中央委員のための二つの見識向上養成コースを開講する決定を行った。第一コースは43名(2013年12月実施済)、第2コースは111名である。
 養成コースの課程では、戦略的な地位にあるハイレベルの指導・管理幹部である受講生を対象に見識の要請と向上を行うにあたり重要な8つの専門テーマ、包括的テーマが含まれている。具体的には、社会主義理論、党建設に関する問題、民主の実現と政治システムの刷新、経済、文化、社会の発展路線、国防安全保障戦略、指導と管理の科学に関する新しい見識である。
 この内容は、基本的でありながら新しい知識を補いアップデートするものであり、詳細な研究結果でもあり、国内外の科学者、指導者、管理者、ベトナムにおける実践的な活動家の貴重な経験をまとめたものである。
 コースに参加する者は中央、地方省・中央直轄市の各機関において重責を担うハイレベル幹部、戦略的な地位にある幹部であり、この養成コースに出席するため仕事と時間を厳格に調整してきた。
 フイン委員長は、責任感を最高に発揮し、しっかりと学び、示された課題について積極的に討論して、コースの目標と任務をより良く達成するよう参加者に要請した。

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( 翻訳者:佐久間るみ子 )
( 記事ID:600 )