2014年:カンボジアが東南アジアで最高の経済成長
2014年04月07日付 VietnamPlus 紙
7月4日に発表された世界銀行の新たな予測によると、カンボジアは今年東南アジアにおいて最高の経済成長を遂げる国の一つとなりそうだ。
国営ベトナム通信社のカンボジア特派員が引用した数値によると、2014年のカンボジアの国内総生産(GDP)の成長率は7.2%に達すると見られており、以前の予想を0.2%上回り、ラオスと肩を並べた。
一方、ミャンマーの経済成長率は7.6%と予測されている。それに続いてフィリピン6.6%、ベトナム5.5%、インドネシア5.3%、マレーシア4.9%、タイが3%という順になっている。
世界銀行は、カンボジア国内の政治的安定が見込まれることと世界経済の成長が回復している背景を積極的に評価し、カンボジアの経済成長率の予測を上方修正した。
世界銀行の評価では、カンボジア経済は国内の経済管理の効率性を高め成長を維持するための改革過程の最中にあるとしている。
同国は昨年、選挙後の不安定な政治や年末のストライキの拡大といった悪影響にもかかわらず、約7.4%という安定した経済成長を維持した。2015年と2016年に関しても、世界銀行はカンボジアの成長率を7%台と予想している。
世界銀行によるカンボジアの経済成長予想とアジア開発銀行の評価には相違がみられる。
アジア開発銀行によると、カンボジアの国内総生産は今年7%に達し、来年には7.3%に達する見込みだ。
( 翻訳者:田中裕也 )
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