ホーチミン市はカトリック教徒の重要な貢献を認める
2014年04月29日付 VietnamPlus 紙

 4月29日午後、ホーチミン市党委書記レ・タイン・ハイは、ホーチミン市大司教区ブイ・ヴァン・ドック大司教の正式就任後の表敬訪問を受けた。
 同市指導部を代表して、レ・タイン・ハイ書記は、ブイ・ヴァン・ドック大司教がカトリック教会によってホーチミン市大司教区大司教という重要な職務を任されたことを祝った。
 会見でレ・タイン・ハイ書記は、ドック大司教に対し同市の経済・社会情勢について報告した。2013年と2014年の年初数か月は、世界的な経済不況の影響があったにもかかわらず、同市は重要な成果を遂げることができ(GDPは7.7%増;社会全体での投資は2%増;歳入は前年同期と比べて16.1%増で、6万9800人以上の雇用創出)、また政治状況、社会の安全秩序も安定していた。
 ホーチミン市のこれまでの広範な成果は、市民各階層の積極的な参加と同意によって成し遂げられた。そのなかには同市のカトリック教会からの重要かつ実践的な貢献も含まれている。特に慈善活動、「全人民が団結して居住区での文化的暮らしをつくる」運動、同市の貧困撲滅プログラムが挙げられる。
 多くの居住区は長年にわたって文化的街路区の基準を達成し、多くの聖職者、役職者、男女の修道士・信徒は積極的に愛国競争運動に参加した。同市のカトリック教徒の代表的・典型的な多くの個人や集団が表彰されている。
 レ・タイン・ハイ市党委書記は、ホーチミン市の発展と建設におけるファム・ミン・マン枢機卿、カトリックの聖職者、修道士、信徒の貢献を認め、高く評価した。同時に新たな重責と地位に就き、高い威信と責任をもったブイ・ヴァン・ドック大司教が引き続き同市の発展に関心をもって貢献し、またカトリック教徒に、熱心に愛国競争運動に参加し、積極的に全民族大団結を建設し、文明的・近代的で思いやりのある都市の建設に貢献するよう呼びかけることを期待した。
 ドック大司教は、同市のカトリック教徒と教区に対する同市指導部の高い評価に感謝の意を表した。
 就任後すぐに行われたホーチミン市指導部との会見は、同市指導部に対する大司教の敬意を体現している。ドック大司教は南部完全解放・国土統一39周年と5月1日のメーデー128周年記念に際してホーチミン市指導部に祝いの言葉を述べた。

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( 翻訳者:田中裕也 )
( 記事ID:699 )