全国のはしかワクチンの接種率が約91%に達する
2014年05月06日付 VietnamPlus 紙

 保健省予防医療局からの情報によると、本日(5月6日)までに、はしかワクチンの接種率が全国で90.9%に達し、以前と比べ4.4%増加した。
 特筆すべきは、クアンナム省、ティエンザン省、バーリア=ヴンタウ省、フンイエン省、ハノイ市、バックニン省、カインホア省、タイビン省、ハイフォン市、キエンザン省、フーイエン省、コンツム省、カントー市、ダックノン省、フート省、ハイズオン省、カマウ省、ニンビン省、バックリェウ省、ハウザン省、ゲアン省、クアンガイ省、ホーチミン市、バックザン省の24の省・中央直轄市では、はしかワクチンの接種率が95%以上の高い割合に達したことである。
 (一方)アンザン省、ディエンビエン省、ビントゥアン省の3省のはしかワクチンの接種率が60%~70%に留まった。
 5月6日時点の全国のはしかの感染状況について、感染が確定されている症例が50件増えたが、はしかで死亡したケースは認められていない。また、中央小児病院、バックマイ病院、中央熱帯病病院の3か所の病院に入院した38のケースがある。
 (トータルして)年初から現在までに、全国の63省・中央直轄市のうち62地点で見つかったはしかの疑いがある発熱、発疹のケース15,718件中、はしかの感染が確定されたのは4,135件であることが認められた。
 特に、5月6日時点で上記3か所の病院で治療中のはしかの患者数は、前日よりも58件減少した。15の省・中央直轄市は、6日時点ではしかの疑いのある新たな患者は確認されていないと報告した。
 感染予防業務に関して、同じく5月6日に、保健省は、はしかワクチン接種におけるワクチンおよび医薬品の使用に関する諮問評議会を開催した。
 保健省と衛生・疫学研究所(パストゥール研究所)の作業チームは、ビンズオン省、ダックラック省、ダックノン省に赴きはしかの感染予防業務の監査を行った。
 計画によれば、各省・中央直轄市は引き続き9か月から2歳までの少児のための予防接種を実施していく。このうち、重点的な11の省・中央直轄市では、はしか感染の危険性が高い村などに住む2歳から10歳までの少児にはしかワクチンの接種を追加的に行うため、その対象の見直しを進めている。

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( 翻訳者:讃井綾香、一橋弘人 )
( 記事ID:715 )