ベトナム航空、週に62便が日本へ
2014年05月22日付 VietnamPlus 紙
ベトナム通信社の日本特派員によると、ベトナム航空は5月21日、駐日ベトナム大使館とホーチミン市、フエ市、ダナン市と連携してベトナム観光PR会議を開催し、日本の首都東京とベトナムの間に2つの新しい路線が就航する事を発表した。
会議でのスピーチで、駐日ベトナム大使であるドアン・スアン・フン氏は、ベトナムと日本の関係が非常に良好な事が、両国の航空業界と観光業界の発展のしっかりとした基礎になっている、新規路線は両国の人々の相互理解に貢献し、これにより両国間の親善がさらに深まるだろうと明言した。
ベトナム航空の日本事務所の所長であるホアン・タイン・クイ氏は、新しい二つの路線はハノイ―羽田路線と、ダナン―羽田路線であると発表した。ハノイ―羽田路線は7月1日から週7便で就航し、ダナン―羽田路線は7月16日から週4便で就航する。
この2路線ができることで、ベトナム航空は週に62便の日本着陸便を持つ事になる。
これは、ベトナム航空が初めて日本に就航してから20年になるのを記念する活動の一環である。
ホアン・タイン・クイ氏は日本路線就航20周年記念の機会に、二つの新しい路線を就航することで、今一度ベトナム航空は、外国における最重要市場の一つである日本における長期的持続的発展への取り組みを示したと述べた。
クイ氏はダナン―東京路線の就航は、ダナンや中部の各省を外国人観光客にとって魅力的な観光スポットにすることに貢献するだろうとも述べた。
統計によると、ベトナムを訪れる日本人観光客の数は、過去数年順調に増加しており、日本はベトナムを訪問する観光客が最多である国のトップ3の1つである。2013年、ベトナムを訪れる日本人観光客は延べ60万人以上に達し、昨年に比べると4.8%増加した。
しかしながら、日本へ行くベトナム人観光客は依然として少なく、両国間の関係には未だ相応しくない。
ドアン・スアン・フン大使は日本政府に、ベトナム人が日本を訪れやすくなるようビザに関する各規定を緩和するよう提議した。
大使はまた、ベトナム航空が東京への2つの新しい路線を追加することが両国間の通商関係をさらに緊密なものにする動力となることを望んでいると述べた。
( 翻訳者:榛澤萌、広瀬美佳 )
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