烈士英雄とホアンサの兵士を供養する大祭が挙行される
2014年05月24日付 VietnamPlus 紙
5月23日から25日にかけて、クアンガイ省のリーソン島県にて、同省仏教管理委員会が烈士英雄と祖国であるホアンサ諸島(訳注:中国名は西沙)の主権を防衛した兵士を供養する大祭を挙行した。
この大祭は、僧侶や仏教徒が国中の人々と共にホアンサの兵士に感謝し、祖国の愛すべき海・島へ思いをはせ、ホアンサとチュオンサ(訳注:中国名は南沙)の両諸島におけるベトナムの歴史的な主権についてのメッセージを世界へ伝えるための行事である。
大祭の組織委員長であり、ビンアン寺住職のティック・タム・ドゥック(大徳)は以下のように述べている。この供養祭は同県の功徳ある先人達を偲び、同時に烈士英雄とホアンサ海軍部隊兵士を「百姓諸興霊」と同様に供養するためのものである。
これは、国家の独立と自由のために一身を犠牲にした人々や祖国の神聖なる海・島の主権を印したホアンサの兵士たちに対するベトナム人の尊敬や感謝の念の表明である。
クアンガイ省の内外から大勢の旅行客が、烈士英雄とホアンサの海軍部隊兵士たちを供養するためにリーソンにやってきた。多くの旅行客は、祖国に対する国民の愛国心を表すために大祭に参加した。とりわけベトナムの大陸棚、排他的経済水域に中国が石油掘削装置(海洋石油981)を違法に設置したことに対して。
5月23日の午後、祖国の独立のために犠牲になった烈士英雄、ホアンサとバックハイの海軍部隊の勇士たちの御霊を迎える儀礼が厳粛に行われた。
僧侶たちと省内外からの大勢の人々が、アンビン村のディン(亭)にて、祖国に功績ある御霊を迎えて救済する儀礼に参加した。
5月24日の朝から、アンビン村のディンにおいて、民族独立で犠牲になった烈士英雄たちへの開経、放生、供養などの儀礼が引き続き行われた。
そのほかにも、300年以上前からのホアンサやチュオンサ諸島における祖国の主権を確定する碑や標識を建てた功績を有すホアンサとバックハイの勇士に旅行客が感謝の念を示したり偲んだりする多数のイベントがあった。
( 翻訳者:坂崎由衣、高見彩華 )
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