ホーチミン市の病院でボランティアが患者を支援
2014年05月27日付 VietnamPlus 紙

 5月27日午前、ホーチミン共産青年団(訳注:ベトナム共産党の青年組織。以下、「青年団」)ホーチミン支部は、保健局、交通運輸局と協力して、2014年から2016年まで、ホーチミン市内の各病院において患者を支援する青年ボランティアの合同会議プログラムに署名し、ホーチミン市がん病院で開会式を挙行した。
 このプログラムは、ホーチミン市内の各病院に診療に訪れ治療を行っている患者とその親族に心を寄せ支援し、市内の若干の医療機関において患者過多の状況にある医療チームのストレスの軽減に貢献することを目指している。
 2014年5月27日から2016年12月31日まで、市の青年ソーシャルワークセンター、青年団の保健局と交通運輸局内の支部から400人以上のボランティアが、がん病院、輸血・血液学病院、家族人民病院、115人民病院を訪れ、各診療科において、患者と診療に訪れた人のための手続きのサポート、案内、病院に行く途中の患者とその家族の支援と案内、バスの無料券のプレゼント、バス路線図10,000枚の提供、患者向けの文化・芸術活動の披露、患者とその家族の心理ケアを行う。
 実行委員会は、プログラムの諸活動を通して、医療チーム、病院の幹部・職員の倫理観の欠如を変え、診療参加者(=患者)のための順序の文化、対応の文化を構築することに資するよう期待している。
 青年団ホーチミン市支部のグエン・マイン・クオン書記は、将来、青年団は具体的なロードマップを用意して、市内にある多くの病院のための支援プログラムを実施する予定であると述べた。
 また、クオン書記は、提示された目的をやり遂げ意義ある成果を達成するように、最高の責任感、強い熱意、温かな思いやりを持ってプログラムに参加するよう青年団員とボランティアに呼びかけている。
 ホーチミン市青年ソーシャルワークセンターに所属するボランティアのファン・ティ・タオ・グエンさんは、「わたしと多くのプログラム参加者は、患者たちが日々いかなる時も病気の苦しみに耐えている姿を見て、感動しました。わたしは患者たちと苦しみを分かち合い、病院での治療中の苦しさやつらさを乗り越える気力を増すための支援をしたい」と思いを述べた。

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( 翻訳者:辛川翔太 )
( 記事ID:822 )