ホーチミン市電力会社によれば、同社は、2014年から2015年にかけ、総距離にして1000キロメートルを超える電線と通信ケーブルの埋設工事116件を引き続き施工する。
　ホーチミン市電力会社が、6月4日に行われた電線と通信ケーブルの埋設に関する経過報告会議において発表したところによると、2015年末までに電線の埋設施工距離は中圧線445km（目標の11％超）、低圧線691km（同38％超）、そして110kVの地下ケーブル11.7km（同30％超）に達する予定である。
　具体的には、2014年から2015年にかけて、同社は中圧線の埋設電線124kmと低圧線の埋設電線205kmにのぼる36件の工事を続け、完成させる。同社は2014年中に中圧線の埋設電線164kmと低圧線の埋設電線232kmにのぼる42件の工事に着工する。
　2015年までに、中圧線の埋設電線140kmと低圧線の埋設電線202kmにのぼる38件の工事が着工され、110kVの送電線9.12kmを埋設する3件の工事を施工する。
　ホーチミン市電力会社によると、2011年から2013年にかけて行われた電線と通信ケーブルの埋設距離は、提出された計画と比べて遅れが生じており、2014年から2015年にかけて施工しなければならない埋設距離は非常に長くなり、プロジェクトの進み具合に影響を及ぼしている。
　ホーチミン市人民委員会副委員長レ・マイン・ハ氏は、電線と通信ケーブルの埋設工事はホーチミン市の都市景観をより美しく、文明的、現代的、そして安全に変えると評価した。
　しかしながら、施工の進み具合を担保するため、各機関は課題を集中して分析する必要があり、以て追加の解決手段をとり克服が手遅れにならないようにする。早急に「活動規定」が作成され、市レベルの埋設指導委員会設立に関して市人民委員会に提出される必要がある。同指導委員会には次のような組織が参加する。ホーチミン市電力会社とその子会社、情報通信局、商工局、交通運輸局のような関係国家管理機関の代表、プロジェクトに投資している５つの通信企業とトラディンコープ社。
　市レベルの埋設指導委員会は、プロジェクトを一斉に展開して規定に従った進み具合と質を保証するため、高度の責任意識をもって、関係機関がより具体的かつ緊密に連携するよう支援する。
　これまでにホーチミン市内では28％の中圧線と10.6％の低圧線が埋設されている。2015年までに中圧線の30％と低圧線の20％が埋設される見通しである。

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（ 翻訳者:佐久間凱士 ）
（ 記事ID:825 )