駐越米国大使候補者は、ベトナムに対する武器禁輸措置の廃止を望む
2014年06月18日付 VietnamPlus 紙

 AP通信によると、バラク・オバマ米大統領からデビッド・シアー氏の後任として駐越米国大使に指名されたテッド・オシウス氏は、6月17日、米国政府がベトナムに対する武器禁輸措置解除を検討する時が来たとの認識を示した。
 アメリカ上院公聴会での発表で、同氏はアメリカがベトナムに改善を期待している9分野のうち3分野ないしは4分野において進展があったとした。この9分野には、労働者の権利、障碍者への対応、市民社会や教会が活動するための空間の拡張などが含まれる。
 そのため、同氏は「禁輸措置廃止の可能性を検討し始める時が来ているかも知れないが」、米国上院外交委員会とベトナム政府が有利だと感じるタイミングにおいてであるとしている。
 同氏はインドネシア、インド、ベトナム、タイ、フィリピンで経験を持つベテラン外交官である。同氏の駐越大使任命は米国上院外交委員会と上院総会を通過する必要がある。

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( 翻訳者:辛川翔太 )
( 記事ID:867 )