2014年のベトナムの優良企業トップ50社
2014年06月17日付 VietnamPlus 紙

 6月17日、「2014年のベトナムにおいて最も効率のよい経営をしたトップ50社」の発表と記念章の授与式がホーチミン市で開催された。
 特に、今回のリストの中には3年間連続してランキング入りした23の企業がある。ベトナム乳業株式会社(Vinamilk)、ビンミンプラスチック、ハウザン製薬、ヴィナカフェ・ビエンホア、アイン・ズオンベトナム(Vinasun)、ドンフーゴム、ペトロベトナム掘削、ホアビン建設などである。
 ホーチミン市国家証券委員会委員長のレ・ニ・ナン氏は、「2014年のベトナムにおいて最も効率のよい経営をしたトップ50社」は企業が生産・経営活動を発展させる実際的な推進力となり、投資家にとってベースになるものだと考えている。
 ランキングとその具体的な基準は、詳細な調査の需要に応え、企業の経営効率を評価し、証券市場の透明性と堅実性を体現するのに貢献している。
 ベトナム証券市場に上場されたさまざまな分野に属す各企業の経営効率を評価するため、本プログラムの諮問会議は次の成長指数に依拠した。すなわち、3年間(2011年~2013年)の平均の営業収入、純益、株主資本利益率(ROE)と資本利益率(ROC)である。
 レ・ニ・ナン氏によれば、3年間の定量的指数の調査は、過去の変動が多かった経済段階において、企業の成長可能性を評価するのに役立っている。
 診断・調査された企業は、3つの基準を満たさなければならない。①市場資本化価値は5000億ドン以上。②毎年の営業収入が2000億ドン以上。③税金を引いた純益が200億ドン以上。
 「ベトナムにおいて最も効率のよい経営をしたトップ50社」は専門的な調査プログラムであり、ベトナム証券市場で最も優良な経営効率の会社を探し出すため、雑誌『投資の径間』が他の多くの組織と協働して行なっている年度企業ランキングである。
 この調査は、経営モデルの長所と限界、企業のマネイジメント法、企業トップの視野を評価しようとするものである。
 また「トップ50社」は、企業が経営の優れたところや従来のマネイジメントを引き続き維持していくことを奨励し、同時に今後の発展段階の戦略における課題とリスクを認識する現実的な手段でもある。

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( 翻訳者:小泉里夏 )
( 記事ID:887 )