ユドヨノ大統領とハッタ・ラジャサ副大統領候補は姻戚関係.ジョコ・ウィドド、ユスフ・カラ陣営は民主党の決定に驚かず。
2014年07月01日付 Kompas 紙
ジャカルタで行われた最高幹部会議でのユドヨノ民主党総裁(5月18日)
ジャカルタ、kompas.com配信
ジョコ・ウィドド―ユスフ・カラの正副大統領候補陣営のエヴァ・クスマ・スンダリ氏は、今年の大統領選挙でプラボウォ・スビアント―ハッタ・ラジャサ正副大統領候補のペアを支持するという民主党の決定に関して、驚くことではないと述べた。エヴァ氏によると、このような民主党のプラボウォ支持の身振りは、初期の段階ですでに見られたという。
本紙の電話取材に対し、エヴァ氏は「我々は、初期段階から民主党のプラウォボ氏に対する政治的ジェスチャーがあることを知っていた。今回は公式な声明をしたに過ぎない」と述べた。
闘争民主党員であるエヴァ氏はまた、民主党の決定はスシロ・バンバン・ユドヨノ民主党総裁と副大統領候補であるハッタ・ラジャサ国民信託党(PAN)総裁は、それぞれの息子と娘が婚姻関係にあるためとの見解を持っている。
「しかし、身内が協力しないことなどありえないのは誰にでもわかることだ。その支持は姻戚関係に基づくものだと私は思う」と同氏は付け加えた。
国会の第三委員会議員であるエヴァ氏は、有権者の意思が比較的に固まっていることから、民主党がプラボウォ―カラのペアに賛同することを懸念していない。ウィドド陣営は現在、まだ投票する候補者を決めていない有権者をウィドド氏とカラ氏のペアを選ぶよう開拓することに重点を置いている。
プラボウォ氏とハッタ氏のペアへの支持を今回正式に表明する以前の民主党は、中央選挙員会で副大統領候補の出馬登録が行われた当初、自選の大統領候補を擁立して新たな勢力を形成することに失敗したばかりであり、公式には中立的な立場を示していた。
民主党からの支持により、すでに7つの党がプラボウォ氏とハッタ氏のペアを支持している。他の6つの政党は、大インドネシア運動党(Greindra)、国民信託党(PAN)、ゴルカル党、福祉正義党(PKS)開発統一党(PPP)、星月党(PBB)である。一方、ウィドド―カラのペアを支持しているのは開発民主党(PDI-P)、全国民主党(Nasdem)、国民純心党(Hanura)、民族覚醒党(PKB)インドネシア正義統一党(PKPI)の5つの政党 “のみ”である。
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( 翻訳者:茶納 麻友子 )
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