ランソン省、中国国境での密貿易・模造品の横行を阻止
2014年06月27日付 VietnamPlus 紙
6月27日、ランソン省は密輸・不正貿易・模造品防止指導委員会(略称は389指導委員会)を設立した。ランソン省人民委員会副主席のグエン・ヴァン・ビン氏が委員長を務める。
グエン・ヴァン・ビン氏によると、現在、国境から省内に入ってくる種付け家禽の数は、人々のテト(旧正月)準備のための需要によって増加している。
知的所有権を偽る商品、暴力的な子供用玩具や各種爆竹のような禁制品を売買する多くの活動が、引き続き複雑に展開されている。
同省は、国境に通じる重要な間道にある15の小屋で24時間監視する人員を維持し、監視小屋のない間道の巡視を強化した。
監視小屋での幹部・戦士の生活を改善し効果を向上させるため、今後、同省は監視小屋を野戦タイプからより堅固なプレハブ建築へと改善することを中央に提案する。
3月末から現在まで、ランソン省内での密輸入品の売買・運搬の状況は、活動地域や手段において多くの複雑な展開をみせている。密輸品を運ぶ輩は大抵、夜中から朝にかけての未明に活動している。
特にザンドン県の商標を偽造した電球で流通禁止となっている60W以上の電球の密輸の状況、ドンダン―ハノイ間の鉄道路線上での化粧品の知的所有権を偽る商品の密輸活動は引き続き複雑な様相を呈している。
2014年上半期、ランソン省の捜査機関は、670件以上の密売品の取引・運搬を検査・処分し、150億ドン以上の商品を押収・行政処分し、密輸の170匹の家畜・家禽を検査・処分し、22億ドン相当の1トン以上の鶏肉、7万羽の鶏と多くの他の家禽を始末した。
( 翻訳者:相野那奈子 )
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