環境分野において日本とベトナムの企業が連携
2014年07月17日付 VietnamPlus 紙
7月17日、ベトナム南部のソックチャン省人民委員会は、在ホーチミン市の日本貿易振興機構(JETRO)からの代表、広島県商工労働局長および日本の環境分野の企業協会に属するコンサルタントらを含む日本からの訪問団と共に、日本とベトナムの間の企業連携プログラムを実施した。
これは、地方における持続的な農業発展の協力に向かうための活動であり、同時にソックチャン省の各企業が、先ず環境分野において理解し交流を行い、協力するための機会でもある。
日本の企業(おもに広島県の企業)とソックチャン省の企業間交流と連携プログラムは、両国が(2013年の)越日友好年に見事な成果を上げ、越日協力関係が新たな高みに向け発展が進む中で行われた。
ソックチャン省は、越日企業間交流と連携プログラムを実施するため、広島県から選ばれたメコンデルタ地域の2つの省と都市のひとつである。
同省人民委員会のレ・タイン・チー副委員長によると、今回の越日企業間の連携プログラムは両国が相互に意見交換し、理解するためのチャンスとされる。
ソックチャン省は、各日本企業が紹介する廃水、一般廃棄物、有害廃棄物、農業系廃棄物の処理技術および生活廃水と水産養殖廃水の処理などの環境技術に関連する各設備、各製品が、ソックチャン省の各企業の関心を引き付けることを望んでいる。
このプログラムを通じ、各企業間の協力関係が構築され、多くの覚書が署名、実施されるだろう。
また、チー副委員長は、省内の各関係部局、部門が各企業間の交流、連携、協力活動のため環境を整備し、これを支援することに関心を寄せ、それを通じ、二つの省(訳注:ソックチャン省と広島県)および越日二国間協力関係の包括的な発展を段階的に促進していくよう求めた。
この機会に、日本の広島県から参加した廃水、廃棄物、農業副産物加工処理の分野に属する4つの企業が一般廃棄物、排水、有害廃棄物、農業系廃棄物の処理技術および生活廃水と水産養殖廃水の処理などの環境技術に関連する各設備、各製品を紹介し、ソックチャン省の各企業の関心を集めた。
( 翻訳者:高見彩華 )
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