ベトナム-シンガポール間国防政策対話の実施
2014年07月22日付 VietnamPlus 紙
7月22日午前、国防省において、ベトナム代表団長であるグエン・チー・ヴィン国防次官(上将)とシンガポール代表団長であるChan Yeng Kit国防省筆頭長官(primary secretary)が共同議長を務め、ベトナム-シンガポール国防政策対話が開催された。
対話では、双方がこれまで国防協力、とりわけ両国の軍交流および海軍間協力の分野において前向きな発展の歩みが見られたことを述べた。
双方は、二国間の戦略的パートナーとしての関係に見合うよう、軍間交流の活性化、次官級対話の枠組みの維持、情報と経験の共有、国連平和維持軍の構築分野における支援、軍医の協力、各二国間フォーラムでの協議と協力などの分野において、今後、ベトナムとシンガポールの国防協力関係を強化するよう要請した。
ヴィン上将は、軍の現代化におけるシンガポールの協力、特に外国語教育、平和維持活動、捜索救助・救難の分野における協力に感謝の意を述べた。同時に、双方は、両国国防省が同意した国防協力の内容をさらに効果的に実施するため3年を期限とする協力計画を策定するよう要請した。
対話において、双方は共に南シナ海問題について若干の意見交換を行い、各係争は国際法を遵守し平和的手段により解決されねばならないとの点で一致した。同時に、地域の平和と安定においてASEANの団結と中心的役割を発揮する必要性を強調した。
( 翻訳者:榛澤萌 )
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