去る6月9日、ジャカルタのサルビニ・ホールでの討論会にて挨拶を交わす正副大統領候補ペアのプラボウォ-ハッタとジョコ-カラ
ジャカルタ、kompas.com
次期副大統領ユスフ・カラ氏は、2014年大統領選挙にてライバルとなった国民信託党(PAN)のハッタ・ラジャサ党首がすでに電話でカラ氏に連絡し、祝福の言葉を述べ、選挙中の非礼を詫びたと発言した。カラ氏はハッタ氏との対話の詳細な時間については言及していない。カラ氏はその対話が去る2日に行われたとだけ述べた。
去る3日、カラ氏はジャカルタのアル・アズハル大学にて全インドネシアイスラム私立大学協力機構の役員懇親会に出席したのち、「ハッタ氏は私との電話にて祝福の言葉を述べ、選挙中の非礼を詫びた」と語った。
しかしながら、カラ氏は、国民信託党を引き連れて連立政権に参加するようハッタ氏に呼びかけたことを否定した。それは全ての党幹部による正式決定がなされるまでは国民信託党は決して合流しないとの情報をカラ氏がすでに入手していたからだ。
「政治はとてもダイナミックなものである。国民信託党はまず総会を開きたいのだろうから、まだ連立はしないと思う」とカラ氏は述べた。
ハッタ氏はすでにジョコウィ次期大統領と会見している。その会見はナスデム党のスルヤ・パロ党首の邸宅にて非公開で行われた。 ジョコ次期大統領とハッタ氏は会見で連立について話し合ったのではという憶測が生まれた。しかし、この憶測は、ハッタ氏が2014年-2019年の次期大統領となったジョコ氏を交歓のため訪問し同氏を祝っただけであることにより否定された。
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( 翻訳者:牛上皓右 )
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