国家歳入が、前年同時期比17％の増加率を維持し続け、９か月で約636兆ドンに達した。
財政省の情報によると、上記の歳入額は年間見込み額の81.3％に相当する。この数字に関して、財務部門指導部は『かなりの速さだ』と評価した。そのうち国内分だけで前年同時期比20.1％増加し、427兆8900億ドンに達した。
　それとともに、年初からの９か月間での輸出入からの歳入は年間見込み額の81.2％に達し、125兆1000億ドンとなった。
　この国家歳入の進度に関する評価に加えて、財政部門指導部は、税務機関や税関がこの数か月間の間、営業登録している企業を組織的に追求し、常に検査、点検をしていたとみている。
　その他、所掌機関は付加価値税の払い戻し工作を厳しく取り締まり、債務回収を処理し、税に関してリスクの高い企業や業界に通関を集中させ、税務調査を強化した。これらが今回の歳入が連続して安定し、高い結果を出せた理由である。
　歳出については、財政部門の報告によると、９か月間で2013年同時期比11.9％増の768兆ドンにのぼると予想されている。これは年間見込み額の76.3％にあたる。
　特にこの数字において、国債等償還費と助成金は９月末までに見込み額の84.9％である101兆8600億ドンに達し、2013年同期比30％の増加となった。
　これにより、９か月での歳出超過は年初に国会で決定された赤字幅の58.9％に相当する131兆9900億ドンとなった。

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（ 翻訳者:辛川翔太 ）
（ 記事ID:1047 )