信仰・宗教の自由の保証に関する国際シンポジウム、開催される
2014年09月25日付 VietnamPlus 紙
ベトナムの宗教と宗教的活動と、信仰・宗教の自由の保証におけるヨーロッパとベトナムの経験の共有とが、9月25日にベトナム政府宗教委員会とヨーロッパ連合代表団の合同によってベトナムで開かれた、信仰・宗教の自由の保証に対する国際シンポジウムの内容であった。
同シンポジウムはベトナムとヨーロッパ連合の戦略的対話支援プログラムの一環として行われ、多数の科学者、管理者、各宗教団体、ヨーロッパ連合の構成員諸国、各国大使館の代表者が参加した。
信仰・宗教の自由の促進と保証においてベトナムが達成した成果、信仰・宗教に関するに法的枠組みの実現における国家の役割、および宗教の自由に関わる人権の保護と促進におけるベトナムの対外的公約が、3つのセッションを通して各代表によって深く分析され、評価された。
宗教・信仰の自由の共有に関して、ベトナム内務省次官・政府宗教委員会委員長のファム・ズン氏は、ベトナムは多民族・多宗教の国で、信者は総人口の4分の1を占めていると明言した。
ベトナムの党・国家の政策は、常に国民の信仰・宗教の自由を尊重し、保証するものであり、この権利は憲法と信仰・宗教に関する法体系に記されており、暮らしの中で有効的に実施されている。
過去何年かの間に、多くの宗教が国家により公式に認められた。これまでで全国で宗教は14、宗教組織は38が公認されおり、信者は2400万人、聖職者は78,000人にのぼり、礼拝所は23,000か所ある。ベトナムにおける宗教信仰活動は活発であり、増加傾向にある。
正当な信仰・宗教文化の需要は、国家によってそれを満たす条件がつくられ、多数の信者、聖職者、宗教関係者は積極的に「よき世の中、美しい宗教」の生活の建設に参加し、「豊かな国民、強い国、公平で民主的な文明的社会」という目標のために祖国ベトナムの建設と防衛に貢献している。宗教とその信者はベトナム文化の潮流に融和し、ベトナム人の多様な文化をさらに豊富にしている。
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( 翻訳者:坂崎由衣、樋口由里子 )
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