野党連合、総会終了数分前に国民協議会議長・副議長案を変更。その理由とは
2014年10月08日付 Kompas 紙
議長と副議長による宣誓後の2014年~2019年期のインドネシア国民協議会の集合写真。議長に選出されたズルキフリ・ハサン氏は中央。
10月7日夜、2014年~2019年期の国民協議会議長候補としての民主党の立場は、総会終了数分前に突如変わった。総会において文書が読み上げられた時、野党「メラプティ連合」の議長候補選出政党は結局、ズルキフリ・ハサン氏を候補者として挙げている国民信託党となった。
変更の理由とは何か。
国民信託党のドラジャド・ウィボウォ副総裁は、野党連合が提出した合意文書は、西部インドネシア時間21時前に変更されたことを明らかにした。ドラジャド副総裁によると、その変更は民主党と国民信託党の合意の結果であった。
「この変更はスシロ・バンバン・ユドヨノ民主党総裁とハッタ・ラジャサ国民信託党総裁の協議の結果で、その後与党連合の各政党総裁からの同意を得た」と去る8日ドラジャド副総裁は述べた。
ドラジャド副総裁によると、民主党は国民協議会は信用ある人物によって指導されるべきという判断のもと、ついに国民協議会の議長の座をを国民信託党に譲り渡した。
おりしもズルキフリ・ハサン氏は総裁らにより、議長に最も適している人物であると見なされていたと、ドラジャド副総裁は述べた。
それ以前、野党連合は国民協議会議長の座を民主党に与えることに合意していた。議長候補として浮上していた名はジョコ・ウジアント氏だ。しかし最近になって民主党は、その代わりに元運輸大臣であるエフェルト・エムスト・マンギンダアン氏を国民協議会副議長候補として担ぎ出した。
一方、その他の野党連合の副議候補には、福祉正義党のヒダヤット・ヌル・ワヒド氏、ゴルカル党のマヒュッディン氏、地方代表議会のウスマン・サプタ氏の名が上がっていた。
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( 翻訳者:三代川仁美 )
( 記事ID:1051 )