各航空会社、便の遅延や欠航の割合が減少
2014年10月08日付 VietnamPlus 紙

 ベトナム航空局(交通運輸省)の統計資料によると、この9月、各航空会社はおよそ13.200便を運航し、このうち遅延の割合は9.9%(8月に比べ3.9%減少)、欠航は0.4%であった。具体的には、9月には1.308便が運航、機材、業務のマネージメントなど航空会社によるものと天候とが原因で遅延した。特にこの月に遅延した便のうち62%(817便)は機体の到着が遅れたことが原因だ。
 ベトナムの各航空会社の遅延・欠航率は、ジェットスター・パシフィックが約19%(全1.398便中266便)とトップで、ベトジェットエアが15.4%(3.009便中464便)、ベトナム航空が6.6%(8.447便中561便)である。全体的に、各航空会社は8月に比べ遅延率が減少している。航空局の報告も、いずれの航空会社も採算が理由で欠航になった便はなかったとしている。
 ベトナム航空局局長ライ・スアン・タイン氏は、交通運輸省からの第15指示の施行から2か月で、遅延や欠航の状況が改善したと話している。タイン氏によると、飛行機の遅延率は26.7%から約21.2%にまで減少した。このうち、ベトナム航空の遅延が12%、ジェットスター・パシフィックが19%で、ベトジェットエアは40%近くだったものが現在16%に減少するなどしている。以前1.7%だった欠航率も0.7%まで減少している。
 航空局の監督もあり、採算が理由による欠航は無くなり、安全管理も強化されている。9月には8月に比べ事故は5件減少、去年同時期に比べ10件減少し、深刻な事故は起きなかった。

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( 翻訳者:佐久間凱士 )
( 記事ID:1066 )