ニントゥアン省、韓国の「セマウル」をモデルに新農村建設
2014年10月16日付 VietnamPlus 紙

 10月16日、ニントゥアン省ニンソン県にて韓国国際協力団は、韓国の「セマウル」をモデルにした新農村建設計画を展開しているミーソン社とルオンソン社の2社の200人を超える幹部と人民の能力を高める訓練を行なった。
 「セマウル」は、70年代初めに韓国で実行され、広められた新しい村の建設と発展のモデルである。
 「セマウル」の精神は「勤勉」「自覚」「協力」という3つの柱の上に組み立てられている。これらは韓国の農村、ひいては韓国の社会の発展過程を貫く価値観である。
 「セマウル」の精神に則った農村の刷新は、人民に自発的・主体的で、自身の生活と運命に責任を担う精神をもたせ、共同体の発展は集団全体の努力に依拠しなければならないという認識をもたせた。
 この精神をもって、「セマウル」運動は韓国の農村住民たちを飛躍的に発展させ、物質的のみならず精神的にもよりよい生活を後の世代にもたらした。
 その結果から出発し、同時にニントゥアン省が新農村建設において堅実な方向性をもつことを目指して、韓国国際協力団はニンソン県の人民が「セマウル」のモデルにそった考え方、やり方で新しいアプローチをするように紹介し、援助し、訓練している。
 この訓練は、幹部と人民が韓国の効果的なやり方と経験を吸収し、また同時に地方に適用するための貴重な機会であり、それを通じて新農村建設プログラム実現の成功を導いていく。
 ニントゥアン省は2015年の終わりまでに11の社が新農村建設の基準に達し、残りの地方も2020年までに新農村建設の基準を満たすように努力している。

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( 翻訳者:佐久間凱士 )
( 記事ID:1079 )