2014年越米国防政策対話
2014年10月21日付 VietnamPlus 紙

 10月21日、ハノイにおいて2014年越米国防政策対話が開催された(訳注:同対話は2010年から年一回開催され、本年は第5回目の会合)。
 ベトナム側は国防省のグエン・チー・ヴィン次官(上将)が団長を務めた。アメリカ側は、国防省の南アジア・東南アジア担当のエイミー・シーライト副次官補が団長を務めた。
 対話では、双方が共に関心の有する世界と地域の情勢について意見交換を行い、二国間国防協力に関する覚書に示されている5分野の成果を点検した結果、この間、特に行方不明兵の捜索(MIA)、戦後も残る地雷除去・爆発物処理、枯葉剤洗浄など人道協力のための各活動をはじめ、幾つかの分野において新たな発展の歩みが見られるとの認識で意見が一致した。
 双方は、近い将来、人材育成、国連平和維持活動への参加における協力、軍医療、自然災害救助、救難救援の分野など幾つかの新たな分野における協力の強化が必要であると述べた。
 同日午後、国防省において、フン・クアン・タイン国防大臣(大将)は、対話に参加するため訪越中のシーライト副次官補率いる米国防省一行の表敬を受けた。
 国防省指導部を代表して、タイン大臣は一行を歓迎し、対話を通じ、越米間の包括的パートナーシップの強化に資する成果が達成されるだろうと強調した。
 米国防省一行を代表して、シーライト副次官補はタイン大臣に表敬の機会を設けてくれたことに謝意を述べると同時に、二国間の国防関係がますます多くの重要な成果を達成し、地域と世界の平和と安全の維持、発展に寄与することを望むと述べた。

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( 翻訳者:辛川翔太、渡辺杏里 )
( 記事ID:1095 )