ラオスへのベトナム志願軍派遣65周年記念式典
2014年10月30日付 VietnamPlus 紙

 10月30日午前、ラオスの首都ビエンチャンにて、ラオス国防省はラオスでの業務に携わったベトナムの志願軍と軍事専門家の派遣65周年記念の式典を厳粛に執り行った。(1949年10月30日~2014年10月30日)
 ラオス国防省の多くの高官やグエン・マイン・フン在ラオスベトナム大使などが式典に出席した。 
 ラオス国防省を代表し、党中央委員で国防副大臣、ラオス人民軍総参謀長のソーボン・ルオン・ブオンミ中将は、抗仏戦争の苦難の年々の当初から、ラオス革命を支援してきたベトナム志願軍の輝かしい伝統を振り返った。
 ベトナム志願軍の支援の下、ラオス人民解放軍が1949年1月20日に設立され、急速に力を高め、両国軍間の関係強化に貢献した。
 侵略軍に対する戦線での戦闘に直接参加するだけではなく、ベトナム志願軍はラオス軍が抗戦拠点を構築するのを助け、ラオス軍と連携して大規模な作戦を展開し、大勝利を収めた。
 特に1953~1954冬春作戦において、ベトナム・ラオス連合軍は、ラオスの戦場で8千人を超える敵兵を排除し、広大な地域を解放した。ベトナムの軍と人民と共に戦火を分かちあったディエンビエンフーにおけるフランスの侵攻の最後の戦いでの勝利は、世界中に轟き衝撃を与えた。これにより植民地主義者フランスはインドシナに関するジュネーブ協定(1954年7月21日)に調印し、ベトナム、ラオス、カンボジアの独立、主権、領土保全を認めせざるをえなくなった。
 ソーボン中将はベトナムの党、国家、人民に対し、兄弟たるベトナムがこれまでずっとラオス人民の革命に多大で貴く、効果的で時宜にかなった支援をしてきたとして深い感謝を表明した。
 ソーボン中将はまた、65年も経ったが、国家の独立をかけた戦いの中で、同じ塹壕の中で肩を寄せ合って互いに助け合い、「コメ粒は噛んで半分に、野菜の茎は裂いて半分ずつ」分け合った両国軍の協力の様子は今なお両国人民の心に焼き付いていると強調した。 
 またラオス人民軍は党や人民と共に、ラオスとベトナムの両党・両国・両国民間の偉大な友情、特別な連帯と包括的な協力を培い持続的に発展することに貢献すべく尽力する決意であるとした。
 同日、在ラオスベトナム大使館とラオスのベトナム駐在国防機関はラオス軍事博物館と協力して、ラオスへのベトナム志願軍派遣65周年記念展覧会を開催する。

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( 翻訳者:一橋弘人 )
( 記事ID:1128 )