チン州で民族文学教育に困難(10-42-24-3)
2014年11月03日付 The Voice 紙

チン州の幾つかの郡で、小学校レベルのチン民族文学を教えていたが、長期にわたって教えていくことが困難であるという旨、チン州の社会問題大臣バマウン博士が言及した。

2013‐2014年の教育年度から、チン州内の小学校ではチンの民族文学を教えてきており、現状では教える側の教師がいないという困難、印刷物を監修する人がいないという困難と、(訳者注:チン民族に分類される)全ての種族に教える際の困難に直面しているということに同氏は引き続き言及した。

「以前、言語はおよそ6種類のみ教える用意ができていた。現在、チン民族の52種族全てに教えなければならない状況になっている。差し当たっては、ハカ語とマトゥピ語を開始した」と同氏は述べた。

田舎にある学校には1,2種族の子供たちがいるだけだが、町の学校には5種くらいの種族に属する子供がいるため、どの言語を教えれば良いのだろうか、というように教師達にとっては選ぶのが困難であること、また種族が互いに違う子供たちにしてみれば、学校で教えてくれても、勉強して家に帰れば、自分たちの言語のみを使用するので勉強が無駄になってしまうこと、を続けて述べた。

「ひとつの学校で言語を3、4種類に分け、自分たちが好きな言語を使う教室に行けるようにしなければならないだろう」と同大臣は続けた。

チン民族の言語を話せる人はいるとしても読み書きができる人が減ってきている。現在、地方言語で発行された情報誌を発行停止することがあるので、地方言語が消滅してしまうだろうことをつい心配してしまうという旨をティディム町の住民の一人が述べた。

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( 翻訳者:豊嶋悠紀 )
( 記事ID:1159 )