日本とベトナムは多くの面で協力関係を促進する
2014年11月17日付 VietnamPlus 紙

 11月17日、共産党本部において、越日友好議員連盟会長のトー・フイ・ルア党中央組織委員長(党政治局員兼書記局員)は、日越友好議員連盟の武部勤前会長と会見した。
 会見において、ルア委員長はこれまでの越日間の関係強化、特に武部前会長が目下推進している越日大学プロジェクト構想について、同前会長個人と日越友好議連の積極的な貢献を高く評価した。
 ルア委員長は、武部前会長と日越友好議連が、引き続き日本政府に対し、ベトナムとあらゆる面で協力関係を深化させるよう積極的に働きかけるものと確信する。
 ベトナムは長く広い海岸線を有するとの利点があり、その気候と土壌は水産業の発展ニーズを満たすものであるが、ベトナムにおける水産物の養殖と加工技術の科学技術への応用に限界がある。ルア委員長は、今後、各日本企業がベトナムと協力してこれらの分野を力強く促進することを期待しており、必ずや大成功を収めることができるものと確信する。
 武部前会長は、ルア委員長が会見の時間を割いてくれたことに謝意を述べ、越日大学プロジェクトの目標として、国際基準に合った学部と大学院を供えた総合大学を設立し、ホアラック工業団地に置くとの考えを明らかにした。
 武部前会長は、人材育成こそが、深化する越日間の戦略的パートナーシップを強力に発展させ、将来に向け持続的な基礎を作るものであり、今後、両国のハイレベル指導者はこの分野に関心を持ち続けることへの期待を強調した。
 それ以外にも、今回のベトナム訪問では、ベトナム人留学生と職業訓練生の受入れ促進および職業訓練分野と労働者の受入れ事業の拡大を目的に、農業分野で20社以上の日本企業が武部前会長とともに訪越している。

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( 翻訳者:榛澤萌 )
( 記事ID:1189 )