三期普度大道(カオダイ教)開基90周年記念式典
2014年12月05日付 VietnamPlus 紙

 12月5日(旧暦で10月14日)、タイニン総本部カオダイ聖会は「三期普度大道」開基90周年記念式典を開催した。
 式典において、タイニン・カオダイ聖会会長のトゥオン・タム・タイン頭師は、同式典は聖会とタイニン・カオダイ教のすべての聖職者・信徒が大道を開基した聖なる神々の功恩と、今日のような素晴らしい総本部を建造し、教団をつくりあげるのに尽力した先輩たちの功恩に思いを致す機会であるとした。
 90年間に渡る布教活動を経て、カオダイ教は38の省に信者を持ち、28の聖会代表委員会と数百万の信者を抱える400の基礎信徒組織を持つようになった。
 トゥオン・タム・タイン頭師によると、1997年に国家によって法人格が公認された時から、聖会は、進歩的で民族と結合し共に歩む布教の方向性を構築し、「繁栄する国、明るい宗教」の布教方針を実行してきた。祭祀施設が建築・修繕され、日増しに立派になり、信徒の信仰活動への要求に応じられるものとなった。
 それ以降、カオダイ教の信徒は日増しに聖会への信頼を強め、党の主張や方針、国家の政策・法律を信じ、純粋で安定的な宗教活動を行なっている。
 式典での発表で、ベトナム祖国戦線中央委員会副主席兼総書記のヴー・チョン・キムは、この形成と発展の90年間、特にベトナムの完全統一後、カオダイ教徒は全人民と協力して祖国の防衛と建設をする力を作り出し、積極的な多くの貢献をしてきたと認めた。
 ベトナム祖国戦線中央のメンバーとして、カオダイ教は引き続き祖国戦線が取り組む各運動に積極的に参加していく。
 ベトナム祖国戦線中央の代表は、カオダイ教の聖職者・信徒が「繁栄する国、明るい宗教」の精神をもって、引き続き各種運動に積極的に参加し、地方政府と力を合わせて富強で文明的なベトナムを建設することを望んでいる。

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( 翻訳者:旭泰広、添田樹紀 )
( 記事ID:1202 )