１月13日、文化・スポーツ・観光省は、公文書71号（71/ BVHTDDL-VHCS）を各地に送り、所轄地、特に宗教施設や祭礼において、少額のベトナム通貨の継続的な管理強化、流通・使用の整備を指示した。
　これは文化・スポーツ・観光省の祭礼の組織・管理の強化と、宗教施設における文明的な生活の実現のために必要な事である。また、伝統文化の特色を維持・発揮し、人民の信仰の自由を尊重し、同時にベトナム通貨の価値とイメージを守るのに貢献する。
　非常に間近に迫った2015年の祭礼シーズンに備えて、文化・スポーツ・観光省は各地方省の文化・スポーツ・観光局長と遺跡管理委員会指導部に対し、祭礼・信仰に関係する各組織や個人がベトナム通貨の使用・流通に関する法律の規定を遵守し、遺跡や宗教施設や祭礼が行なわれる場所での経済的安寧や社会的秩序を保つよう引き続き整備することを申し入れた。
　同時に各地方は、監視を強化し、祭礼と遺跡の敷地内での不当な小銭換金サービスをのさばらせない必要がある。
　祭礼が行なわれる場所の地方や信仰・宗教団体の管理委員会は、訪問客たちに文明的生活を実現し、文化的目的をもって合理的に通貨を使用し、各信仰活動・祭礼でのベトナム通貨（特に少額のお金）と外国通貨（もしあれば）の自分勝手な使用状況を克服するように働きかけ、検査を行ない、違法な場合を厳正に処罰する必要がある。
　2014年初めに文化・スポーツ・観光省とベトナム国家銀行は、地方に向けて、所轄地、特に祭礼や信仰の活動区域での、少額のベトナムの通貨の使用・流通の管理と整理を強化するようにと通達した。
　その１年間の実施を通して、祭礼や遺跡での小銭の換金サービスは整理されてきた。少額通貨の使用はよい方向に向かっており、遺跡や祭礼でお金を挟んだり、放ったり、投げたりする行為は、まだ完全になくなったわけではないが、減少している。

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（ 翻訳者:坂崎由衣、樋口由里子 ）
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